Naked Angel製作記4~パテとサフと曲線美(カーモデルの話じゃ有りません)
前回からの続きでNaked Angelシリーズを製作し始めた経緯を書いております。
さて人間という“造形物”は模型的にはかなり厄介な構造です。
皺という“折り目”こそあちこちにありますが額から爪先まで肌はシームレス構造。
着衣姿であれば衣服との境でパーツ分けも可能ですが、このNaked Angelシリーズ、過激な衣装や水着、もしくはスッポンポンでのお姿が最大のセールスポイントのプラモデルなので、実感90%以上の肌露出面積です。
当然塗装前の入念な“段差”消しがとても重要な工程となります。
がしかし、メーカーさんが作り易さは後回しでモデルさんたちにやたらウッフンな魅惑のポーズをとらせてそのまま模型にしちゃってますから、さあ大変。
微妙に開いた脇の下の接合部やら、腕とウェストとの僅かな隙間とか、ヤスリがけに四苦八苦する箇所があちこちに生じます。
最初は
「全く、こんなけしからん格好をしちゃって」
と微笑みながら作り始めたものの、段々と私の顔も険しくなり
「なんでこんなポーズとらせるんや!大の字で良いんだよ、もう!」
などと文句を言い始めてしまいます。
早く本塗装したいのにパテとサフの工程を行ったり来たりのもどかしい工程が続きます。
(この話もノロノロと続きます)
8コメント
2023.07.31 12:49
2023.07.31 12:43
2023.07.31 05:58