Naked Angel製作記6~肌塗装 「加算法・減算法」
前回の塗装失敗談からの続きを書いております。
何度か失敗を重ねていくうちに、ある事に気づきます。
「要は肌色に拘り過ぎなんじゃないの?」
と。
これは重要でした。
後々知る事になりますが、肌塗装は大別するとピンクや赤み(時には青や紫)を肌色を乗せながら残していく減算法と、まず明るめの肌色で全部塗りつぶし、後から赤みを頬や脇の下に乗せていく加算法があるとの事。
私は両方をまぜこぜにして塗装していたのでした。
これではメリハリが効き過ぎて不気味な肌になるのは至極当然です。
色々試した結果、私の拙いエアブラシ技法では、減算法が向いているようでした。
黒色で塗った後に、機体色を黒色を残しながら塗るヤマトやスターウォーズのプラモデルで手掛けた方法と似てましたし。
今思えば単純明快な方法ですが、人肌塗装初心者には重要なファクターでした。
そんなこんなで仕上がった水着姿の天使もえさん、今ではリペイントしてしまって元の画像もありませんが、完成に漕ぎ着けた達成感は他のプラモデルでは味わえない背徳感混じりの特別なものでした。
肝心の顔描きも酷い有様でしたが、白肌七難隠すと有る様にとりあえずカタチになった喜びが上回りました。
しかし、この後仕事と介護問題、おまけにコロナ禍と、難題が山積しNakedAngelどころかプラモデルの製作全般が一時的に滞ってしまう事になります。
作りたいのに作れないその後の話はまだ続きます。
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2023.08.20 13:30
2023.08.20 13:25
2023.08.20 13:21