出戻りモデラーになってから 錬金蒸留釜
前回の続きで、子供の時に熱狂した宇宙戦艦ヤマトのリニューアルと、それに伴い新たに発売されたプラモデルによって、私が模型製作に出戻った経緯を書いております。
さてその新製品プラモデルの一つを缶スプレーとともに購入し、ワクワクしながら久しぶりの模型製作を開始して驚愕します。
「え?何これ。接着剤いらないの?」
細かな部品までもがバンダイ十八番のスナップキットとして組めて、その精度と美しいモールドに一気に引き込まれました。
こうなるとインターネットで他の作例などを見て回る様になります。
雑誌等買わなくとも他の制作者さんの完成品が教科書として多々見られる、これも昔では考えられない素晴らしい環境です。
そこで初めてエアブラシに照準が向きました。機体の汚れなどグラデーション表現なども作例を見てやってみたくなりました。
丁度子供が独立して、空き部屋が出来たのも大きい要素です。
そして購入したのがタミヤの初心者向けエアブラシ「ベーシックコンプレッサーセット」でした。
塗装は勿論、塗料さえも知識が浅いまま段ボール箱にキットを置いて、エアブラシデビューです。
物凄い粉塵に四苦八苦しながらも、その威力にまたも驚愕。
何か、自分がいきなり上手くなった、そんな勘違いさえ起きてしまいました。
元々缶スプレーの扱いが苦手だったのも有り、なんでもっと早くこれを買わなかったのかと、しみじみとエアブラシを眺めてしまいました。
(次回へ続く)
3コメント
2023.07.01 01:05
2023.06.28 02:26
2023.06.27 22:48